COLUMN

シロッコファンの特徴と相場や業者の選び方のコツ

シロッコファンの特徴とは

送風機には数多くの種類があり、数多くの施設などに利用されています。例えばクロスファンや軸流ファン、ターボファンやシロッコファンです。送風機は家庭用の暖房機や、工場などの排風機としても使用されています。このように数多くの種類の送風機がありますが、シロッコファンは家庭用のレンジフードなどにも使われているため身近に感じる方も少なくないでしょう。従来においてはプロペラファンの換気扇が搭載された住宅が多かったです。今でもアパートや借家などでは使われているところもありますが、新築住宅などではレンジフードにシロッコファンが用いられるケースが多くあります。

工場などでは家庭用のサイズに比べて数十倍の大きなファンが搭載されることもあります。シロッコファンの特徴としては屋外と面していない場所でも設置ができるという特徴があります。仕組みを理解すればこの特徴を知ることができるでしょう。プロペラファンはプロペラが設置されており、そのプロペラが空気を吸い込み直接屋外に空気が排出されます。プロペラと屋外との距離は短く、基本的には屋外と接している壁面に設置する必要があります。一方でシロッコファンはダクトを通じて空気を外部に放出します。ファンで吸い込まれたダクトを通りますから、屋外との距離がある場所でも設置することができ、今までプロペラファンでは設置できなかった場所でもファンを設置して空気の排出などを行うことが可能となります。

その他の特徴としては捕集効果が高い点が挙げられます。基本的にプロペラファンにおいては吸い込む対象が空気全体になります。一方でシロッコファンにおいては覆いかぶさるように設置されているものもありますから空気を吸い込む場所が漠然としておらず限定されているため、プロペラファンと比較して空気を効率的に排出することができます。騒音が少ないという特徴もあります。プロペラは空気を吸い込みますが、その時の音やプロペラが回る音などが発生します。プロペラファンは送風機の中でも比較的騒音が大きいとされていますが、シロッコファンは騒音を抑えられるため、住宅密集地などで活用されたり、騒音をあまり出したくないと考える工場でも利用されています。このような特徴がありますが、比較的利点が多いため導入を検討されている方の中には値段が気になると思われる方もいるのではないでしょうか。

シロッコファンの相場を知ろう

シロッコファンの相場を知りたいという方もいますが、基本的に相場を明確に提示できるケースは少なくなっています。なぜなら注文で販売しているところが多いからです。例えば羽根車に関しても複数の種類を扱っているところが多く、一枚板プレスタイプや巻締タイプなど用途などに応じて取り入れたいプロペラは異なります。また、吸い込み式も注文をする時は決定しなければなりません。例えば吸い込みにはシングルサクション、ダブルサクションから選択できます。その他にも用途に合わせて片持式か両持式かで選択したり、一連式、二連式など様々な構造を注文する時に選択しなければなりません。

そのため、相場が見つからないというケースは少なくありません。また、各業者によって注文する値段は異なっているため、値段を知ってから注文をしたいと思われる方は一度業者にお問い合わせをして希望等を伝えて見積もりなどを依頼してみてはいかがでしょうか。お問い合わせをすることでどれぐらいの値段が必要なのかを教えてくれるところもありますから、大体の値段を把握することができるでしょう。

シロッコファンを注文するための業者の選び方のコツ

シロッコファンを注文する時は業者に依頼をすることが求められるでしょう。実際に製造をしてくれる業者は複数ありますから選び方に困るという人も珍しくありません。選び方のコツとして挙げられるのが高い品質で商品を提供してくれるかどうかです。高い品質であれば故障リスクの低下などが挙げられます。それぞれの業者で技術者は異なりますから業者間で技術力に差ができる可能性があります。業者の中には品質の高いシロッコファンを提供するために、日頃から経験や知識を取得するための努力を行い、その技術や知識で開発をしてくれるところもあります。

業者の中には製品開発だけでなく、メンテナンスも受け付けてくれるところがあります。メンテナンスをしてくれる業者を選択すれば長年使っていた送風機の調子が悪くなった時に製造してくれた業者に依頼をしてメンテナンスができるので、利点を感じられる方も多いのではないでしょうか。

業者を選ぶ時は実績なども確認しましょう。実績は業者のホームページの導入事例やメンテナンスサービスなどで確認することができます。導入実績が多ければ信頼できる安心できるという企業も多くいますから、確認をしてシロッコファンを注文されてみてはいかがでしょうか。

BACK